
EC担当まつだです。
弊社ではECサイトの運用代行も行なっておりますが、複数のモールに出店していらっしゃる店舗様が多いです。
ECサイトを運営するにあたり、どのショッピングモールに出店すべきか悩む店舗様も多いのではないでしょうか?
それぞれのモールには「得意とする顧客層」や「購入動機」に明確な違いがあります。
ターゲットと合致しないモールに出店してしまうと、思うように売上が伸びない原因にもなりかねません。
今回は、国内3大ECモールである楽天市場、Amazon、Yahooショッピングについて、ユーザーの年齢層・性別・その他属性・メリットを比較・解説します。
目次
1.各ECモールの特徴とユーザー属性

楽天市場:ファンがつきやすく「買い物体験」を楽しむモール
楽天市場は、ポイント還元制度(SPU)を軸とした「楽天経済圏」の顧客を強く抱え込んでいます。
【ユーザー層と性別】 30代〜50代のファミリー層や女性ユーザーが中心です。ファッション、コスメ、スイーツ、日用品、キッズ用品などのジャンルで圧倒的な購買力を持っています。
【ユーザーの購買行動】 「お買い物マラソン」や「スーパーSALE」などのイベントに合わせてまとめ買いをするユーザーが多く、単に欲しいものを探すだけでなく「ウインドウショッピングのようにページを見て楽しむ」傾向(店舗型購買)があります。
【出品者視点のポイント】 デザインの自由度が高いため、自社ブランドのコンセプトや「商品のこだわり」をしっかり伝えてファン(リピーター)を作りたいショップに向いています。
amazon:利便性と配送スピードを重視する「型番商品」に強いモール
amazonは「店舗」ではなく「商品」を検索して購入するマーケットプレイス型(単品カタログ型)の構成が特徴です。
【ユーザー層と性別】 20代〜40代の若年〜中年層および男性比率が他のモールより高めです。ガジェット類、家電、ビジネス用品、本・書籍などのカテゴリと非常に相性が良いです。
【ユーザーの購買行動】 「欲しい商品が決まっている状態」で訪れるユーザー(目的買い)が主流です。レビューや価格、配送日数を比較して、最も手間なく買えるものを数クリックで購入します。
【出品者視点のポイント】 FBA(フルフィルメント by amazon)を利用すれば、保管・梱包・発送・カスタマー対応まで自動化可能です。商品画像や説明文を用意するだけで即日販売を開始できるシンプルさがあります。
Yahooショッピング:PayPay・LINE連携による幅広い層へのアプローチ
Yahooショッピングは、PayPay経済圏やSoftBank/Y!mobileユーザーを背景に持つモールです。
【ユーザー層と性別】 40代〜60代の中高年・シニア層が中心で、男女比はほぼ均衡しています。スマホ決済(PayPay)に慣れ親しんだ層からの利用が定着しています。
【ユーザーの購買行動】 日常的な買い物でPayPayポイントを貯めたい・使いたいというニーズが強く、「5のつく日」などのポイントアップ施策に合わせて購買が行われます。
【出品者視点のポイント】 初期費用・月額固定費が無料であるため、リスクを抑えて出店したい場合や、他モールとの併売の最初のステップとして最適です。
2.自社商品はどこに出品すれば良い?選ぶ基準
◇楽天市場をおすすめする場合:
「ブランドの世界観を伝えたい」「商品のストーリーや使い方を詳しく説明したい」「リピート購入されやすいオリジナル商品・食品・化粧品を扱っている」ケース。
「自社商品のファンを作りたい!」という目的であれば、楽天がおすすめです。
専門的な知識が無くても作成可能なコンテンツページを定期的に作成することで、世界観を伝えることが可能です。
◇amazonをおすすめする場合:
「型番商品やメーカー品を扱っている」「物流・発送の手間をカットしたい」「20〜30代の男性層やガジェット好きに売りたい」「とにかく早く販売をスタートしたい」ケース。
型番があると商品登録もスムーズに行うことができます。すでに知名度の高い商品である場合、amazonが一番おすすめです。
また、機能性を重視する目的買いのユーザーが多いので、機能性の高さが売りの商品はamazonでの販売に向いています。
◇Yahooショッピングをおすすめする場合:
「まずは固定費リスクゼロでEC出店を試したい」「PayPayユーザー層にアプローチしたい」「他モールと並行して販路を広げたい」ケース。
Yahooは比較的、他の店舗から移転しやすいため、2店目に選ぶ店舗様が多いです。
もちろんお客様層に合うようであれば、最初の店舗として出店していただくのも良いと思います。
3.まとめ
国内3大ECモールである楽天市場、Amazon、Yahooショッピングは、ユーザーの「年齢・性別」「買い物のスタイル」「求めるメリット」が異なります。
自社商材のターゲットがどこに多く集まっているかを見極め、予算や運用体制に合わせたモール選択を行うことで、ECサイトで売上を伸ばしていきましょう。
ECサイトの運用にお悩みの際は、ぜひるーぷにご相談ください。

