こんにちは。
最近まつげパーマデビューしました。山中です。

本日は私が愛してやまない“ミッフィー”からデザインの豆知識をご紹介します。

ちなみにミッフィー歴はまだ1年のにわかものですが、
順調に身の回りのものがミッフィーに侵食されてきています。

ミッフィーとは

特に説明する必要もないですが念のため。

ミッフィーのプロフィール
・ 小さなうさぎの女の子
・ 0〜6才くらい
・ パパ、ママ、ミッフィーの3人家族(作品によってお姉さんになったりも)
・ 正直で純真で勇気があり、いつも新しいことに興味津々

ミッフィーはオランダの絵本/グラフィックデザイナー ディック・ブルーナさんによって誕生しました。

そんなミッフィー、ふるさとのオランダでは「ナインチェ」と呼ばれています。
英語で翻訳された際に「ミッフィー」、日本語訳では「うさこちゃん」と名付けられたそうです。

うさこちゃん、まったく浸透してないですね。

ブルーナカラーに込められたメッセージ

ミッフィーの魅力は見た目の可愛さはもちろん、
徹底された世界観・統一感にあります。

ミッフィーに込められた、作者ブルーナさんのデザイン面のこだわり。
①全てのキャラクターが常に正面を向いている
②絵の線が揺れている
③使用する色は6色

から、本日は③の色についてご紹介します。

使用するカラーは、白・黒を除くとたった6色。
ブルーナさんはこの6色に明確なイメージを持っています。

… 喜び・楽しさ。幸せで豊かな空気のイメージ。温かい、愛情の色。

… 明るさ・楽しさ。赤や緑に温かみを与える色。

… 安心・安定。私たちの世界を彩る、樹木などの自然描画に必要な色。

… 悲しみ・静けさ。よそよそしく冷たい色。

… 落ち着き。ミッフィーのお友達を表現するための色。

グレー … バランスに必要な色。ミッフィーのお友達を表現するための色。

計算しつくされたこの6色は“ブルーナカラー”と呼ばれています。
元々は4色だったところ、茶色・グレーを「子犬や子熊、うさぎや象を描くために」追加されました。
しっかりした指針・思い入れが加わるとデザインにグッと説得感が生まれますね。
なんとなくで作ったデザインはなんだかパッとしません。

ミッフィーかわいい


画:山中

こうして描いてみるとミッフィーは天才的なバランスのもとあの可愛さなんだと実感しますね。

ちなみに左はミッフィーですが、右はミッフィー世界の「野生のウサギ」です。
顔は一緒ですが別物なんですよ。
4足歩行タイプはミッフィーではありません。

グッズ買うときの参考にしてくださいね!

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