こんにちは、るーぷのシバタです。
お盆の前ですね!もうすぐ秋が来るとされています。
全くそんな気配がないんですけれども…。
早く涼しくなると良いですね、切実に!
さぁ、本日は作業用パスのお話です。
作業用パス、使っていますか?
直筆で書いた文字や、手書きのイラストなんかも選択範囲で簡単にパス化できて、印刷物に使ったりロゴに加工したりなんてことができますよ。
パス化することによってベクター画像化できるので、拡大も縮小も怖がらなくていいのがメリットです。
早速今日もこの文字をパス化してハガキに印刷してしまいましょうか。
もうこの時期になると残暑見舞いになるそうですよ。世間は早いですね。
うわー!? パスが溶けちゃった!
①いったい何が起きた!?
普段は選択範囲からパス化すると、Photoshopは精度高くパスを作ってくれます。
今回のケースはその精度が落ちたのが原因です。
とはいえ精度を落とすようなことはしてない…選択範囲を取ってパスを作ることしかやってないのに…!
どこを触ったらこの精度が戻るの!?
今回はそんな突然のトラブルを解決していきます。
②「許容値」を触って精度を戻そう!
「パス」ウインドウのハンバーガーメニューから、「許容値」をみてみましょう!
この右上の三本線があるところをクリックすると、
こうなります。
「作業用パスを作成…」を選択すると、作業用パスが作れるようになるんですが、その際に「許容値」を見ることができます。
なんと…「5」になっています…この数字が大きければ大きいほど、作業用パスの精度がゆるくなっていきます。最大値は「10」です。
これを「0.5」に書き換えましょう!
すると元のように精度の高いパスを作り出すことができます!
③なんで触った覚えのない「許容値」が書き換わってるわけ…?
実はこのトラブル、弊社で実際に起きたトラブルなのですが、その原因については依然不明です。
ただ、Photoshop自体は割と「触れる数字がいっぱいある」ソフトです。
何らかの拍子に許容値の数値が書き換わった…としかちょっと考えられません。
「作業用パスを作成…」を毎回使っていれば、予防はできると思いますが、本来作業用パスは選択範囲を取っていればワンタッチで簡単に作れるので、なかなか気付きにくい場所です。
④まとめ
今回は作業用パスの精度をあげるために許容値を下げました。
「突然作業用パスがおかしくなっちゃった!」という方はこの記事を参考に、元に戻すことができましたら嬉しいです。
逆に、許容値を上げますとパスの点数が少なくなりますので、「これはこれで…」というような作品を作り出すことができるかもしれません。
作業用パスを活用して、クリエイティブの輪を広げていきましょう!
味のある切り抜きのような風情がありますね。これは許容値「8」のパスから生まれました。
パスから選択範囲を取って色を塗れば、涼やかな雰囲気も演出できます。
チャレンジもしてみてください!