こんにちは。いつの間にか夏が過ぎて完全に秋ですね。
奥田です。

今回作りたい画像がこちら。
食欲の味覚3選、「さつまいも・栗・かぼちゃ」をおいしそうに見せてみたいと思います。

おいしそうな湯気をつけたい

すでにおいしそうな焼き芋や栗ご飯の写真。
ここに熱々・ホクホク感をプラスしてさらにおいしそうな写真にしちゃいましょう。
今回は被写体や好みに合わせられるように3パターン用意してみました。

実践編①

まず1パターン目。焼き芋の写真です。
Photoshopにある機能[雲模様][ぼかし]等を使った方法です。
慣れてなくても3分もかからず終わるとても簡単な方法なのでまずはここから試してみるといいでしょう。
まずは画像を開き、その上に新規レイヤーを作成します。
作成したレイヤーの状態を[スクリーン]にしたら準備完了です。

[フィルター/描画/雲模様1]を選択します。
するとこんな画面に。この雲模様のフィルターを湯気っぽく加工します。

[フィルター/変形/波形]でうねりをつけ、マスクをかけて湯気っぽく周囲を消してみたり、いろいろ試してみます。
レイヤーを複数作って、ぼかしたものや不透明度を下げたものを重ねると立体感が出ます。
難しい場合は見本になる写真を検索で探すといいかもしれません。
これで1パターン目完成です。

実践編②

次に2パターン目。今度はかぼちゃの煮物にしてみました。
湯気の画像を重ねる方法です。
この方法は画像がすぐに見つかれば素早くかつリアルな湯気をつけられます。

まず、フリー写真などで白黒の湯気の画像を探します。
湯気と一括りにいっても、雲のようにもくもくしたものやタバコの煙のように細く伸びるものがあるので、色々探して食べものにちょうどいいのを選びましょう。
ぴったりの画像が見つかったら、かぼちゃの画像の上に湯気の画像をオン。

湯気の画像の状態を[スクリーン]に変更します。
これだけでもかなりいい感じです。

さらに画像を複数用意してぼかしをかけたり、マスクをかけてかぼちゃにかかる湯気の量を調整してみたり、色々触ってみたら完成です。
これで2パターン目完成です。

実践編③

次に3パターン目。栗ご飯。
好みのフィルターやぴったりの画像がないなら描いちゃえ!
そんな方法です。
[パスぼかし]という機能を使います。

まずは栗ご飯の写真の上に新規レイヤーを作成。
ペンツールの白を選択して湯気を描きたいところにフリーハンドで線を引きます。
湯気なのでご飯の周りにくるくるさせて、上の方へ上がっていく感じの流れがいいでしょう。
そんなに難しく考える必要はありません。

[フィルター/ぼかしギャラリー/パスぼかし]を選択。
[ぼかしシェイプを編集]にチェックを入れて、パスを引きます。
[速度][テイバー]を調節すると、白い線をどんどん湯気っぽくなっていきます。

さらにマスクをかけて周りをぼかして調整、栗にかかっている湯気を少し薄くしたり、細かな調整ができれば完成です。

完成

今回は3パターンの編集方法をまとめてみました。
Photoshopはいろんな機能があるので、「湯気をつけたい」だけの場合でもいろんな方法を試すことができます。
また、これが焼き芋でなくコーヒーや紅茶などのドリンク、焼肉や揚げ物だったなら湯気の形だって違ってきます。
うまく使いこなして「おいしそう!いい匂いがしそうなくらい!」と思ってもらえてば最高ですね!

今回は「食欲の秋」がテーマでした。
いかがでしたでしょうか?
ここまで読んでくださってありがとうございました!

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