こんにちは!
今年の夏に初めてもずくの美味しさに気づいたシオワキです。

今回はIllustratorで、アウトライン化せずに文字にグラデーションをかける方法をお伝えします。
デザイン初心者の方でも簡単にできるので、ぜひ参考にしてください!

グラデーションしてるのに文字が黒くなる?

「よし!Illustratorで文字にグラデーションをかけるぞ!」
そう思ってグラデーションパネルを開き、クリック…。
なのに、文字が真っ黒になってしまった。そんな経験、ありませんか?
実はこれ、よくあることです。
テキストの場合、直接グラデーションパネルで操作してもグラデーションは反映されません。

【解決方法】アピアランスを使う

解決策は「アピアランス」を使うこと!

アピアランスを使えば、アウトライン化せずに文字にグラデーションを適用できます。
しかも、テキストの内容を後から自由に変更できるので、とても便利な方法です。

アピアランスパネルを表示する
まず、Illustratorで文字にグラデーションをかける準備をしましょう。
メニューバーの [ウィンドウ] → [アピアランス] を選択し、チェックを入れるとパネルが表示されます。

文字の線と塗りを「なし」にする
テキストが選択されていることを確認したら、線と塗りを両方「なし」に設定します。
このとき、文字が一時的に見えなくなりますが心配はいりません。
後でアピアランスで塗りを追加して、グラデーションを適用します。

アピアランスで新しい塗りを追加する
テキストを選択したまま、アピアランスパネルのテキストをクリックします。
次に、アピアランスパネルの左下にある[新規塗りを追加]アイコンをクリックします。
これで、文字に新しい「塗り」が追加され、この塗りにグラデーションを設定できるようになります。

塗りにグラデーションを適用する
アピアランスパネルで追加した塗りを選択し、カラーの右にある小さな下向き矢印をクリックします。
スウォッチパネルが表示されたら、[グラデーション]を選択しましょう。
すると、文字に白から黒のグラデーションが反映されます!

グラデーションを編集するには

次に、色味や方向の変更を設定していきましょう。

グラデーションの色を変更する
アピアランスで追加した塗りを選び、グラデーションスライダーの「カラー分岐点」をダブルクリックします。
すると、スウォッチパネルやカラーピッカーが表示されるので、自由に好きな色を選択できます。

グラデーションの方向を変更する
グラデーションの方向を変えたいときは、グラデーションパネル内にある「角度」入力欄を使います。
ここで数値を入力するか、矢印で調整することで、グラデーションの角度を自由に変更できます。

いかがでしたか?
アウトライン化せずに文字にグラデーションをかける方法は、初心者でも簡単に実践できます。
ぜひ今回の方法を活用して、自分だけのデザインを作ってみてください。

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