先日社内で「現代の小学校のパソコン・ネット活用事情」の話をしていて「現代の小学生すごいなぁ〜」と皆でなったので、その内容をブログでもご紹介します。
小学生向けに情報発信や作品募集を考えていらっしゃるお客様の参考になればと思います。

◆ 2025年現在の小学校のパソコン・ネット活用事情

まず、2025年現在の小中学生は学校より1人1台のパソコンまたはタブレット端末が貸し出しされています。
校内も無線LAN完備。先生も教壇で動画を見せたりしながら授業を進めています。
これは、2019年より文部科学省が推奨しているGIGAスクール構想の取り組みによるものです。

◆ GIGAスクール構想とは

GIGAスクール構想とは、文部科学省が推進している日本の教育改革政策のひとつで、児童生徒に1人1台の端末と高速ネットワーク環境を整備し、ICT(情報通信技術)を活用した教育を実現することを目的としています。
GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略で、
「すべての子どもたちに世界につながる革新的な学びの入り口を提供する」ことを意味します。

引用 文部科学省 (リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ
引用:文部科学省 (リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ

▼GIGAスクール構想について(文部科学省サイト)
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00011111.htm

◆ 端末は小学1年生から貸し出しがスタート

小学1年生〜 (我が家の実体験)

端末は小学1年生から配布されるので、まず練習するのがログイン方法!
平仮名もまだ授業で練習している子どもが、英数記号入りのIDとパスワードを間違えずに入力しなければなりません!!
「家で練習してくださいね」と授業で使う1週間前に端末を渡されるのですが、そんな平仮名もおぼつかない子どもが1人で出来るの??と親としては不安になるところ。
でもそこはデジタルネイティブ世代。あっという間に習得しました。
そして秋の運動会前には、1人でログインしてGoogleドライブで共有された動画を見ながらダンスの練習出来るようになってました。世代~~!!!

なお学校では、朝顔の植え方を動画で見たり、ネットの図鑑で昆虫の顕微鏡並みの拡大図を見て分かったことをまとめたり、お絵描きソフトでパソコン操作に馴染む練習をしたりしていたようです。
2年生になるとタイピングもソフトを使ってクラスで競っているようで、楽しみながら習得しています。

小学3年生〜

小学3年生からは、宿題もタブレットで出されます。
漢字の書き順まで分かるので、先生も細かく指導できるようです。
学級新聞はcanvaで作ったりするそうで、プレゼンの資料作りの練習にもなります。
教室はもちろん、学童も無線LAN完備。
なので学童の学習時間には、タブレットで宿題をしている姿も見られます。

◆ まとめ

いかがでしたでしょうか?
身近に小学生がいないと分かりにくい小学校のパソコン・ネット活用事情、ご参考になれば幸いです。

 

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